*#10*
実はおでかけというより急な呼び出しだった

プルルルル

1「もしもし、こんな時間になんだよ山川」
山「おす・・・・ぐっ・・・ちょっとね、公園行った・・ら変なのにからまれちま・・・ってさ」
山川の声に混じって聞こえる怒声
さすがにヤバイと思って家を飛び出し自転車にまたがった

公園に着くと山川の周りに3人も
しかし、全力疾走してきた【1】の方が息が上がっている
山「うーっす」
1「・・・俺いらなくないか?」

山「いや、これが結構きつい」
よく見ると後ろの方で既に2人倒れている・・・
計5人も1人で相手していたので山川にも数発食らったあざがある
足も若干引きずったように動いてるし即急に対応したほうがよさそうだ

携帯を耳にあて、110番をする(振りをする)【1】
1「・・・もしもし、○○公園で絡まれてしまいまして、相手は"6"人です」
山「ちょ、俺も入れんな」
さすがに通報となるとDQNな奴らが罵声を飛ばしてくる
が、マリオの一番弟子、山川に応戦するに精一杯で【1】には手を出して来ない

1「ほら、そろそろ警察くるぞ俺たちも逃げないとまずいぜ」
(もちろんあくまでも演技)
流石に警察はやばいと3人は倒れてる2人を担ぎながら消えていった・・・

よく考えてみると意外と冷静だったと思う【1】
自転車を飛ばしてきて感覚が麻痺って居たのか
いや、直前にマリオの恐怖を味わっていたことのほうが大きかったかもしれない・・・

自転車の後ろに山川を乗せ家まで送ってあげる
1「ところで、何であんなことになったんだ?」
山「いや、公園突っ切ろうとしたら変なのが居てさ」
1「からまれたのか」

実は山川は見た目はひょろとしていて全然強そうに見えない
しかしマリオの弟子、DQNが喧嘩を売る相手を間違えたとしか言えないな
1「でも、さすがに1対5は無理だろ」
山「だから必死にお前を呼んだんだよ」
1「その余裕があるなら自分で警察呼べよ!」

山「そう言いつつも飛んできてくれるところはお前らしいな」
1「ははは、次からは行ってやらねー」
なんて話をしながら山川の家に着いた

山「上がってかねーの?」
この前かたくなに拒否された事を思い出し、さすがに躊躇してしまう
1「ジュンコさん・・・居るんだろ?」
山「ん、いや。もう大丈夫だから」

若干入りづらかったが怪我している山川を見ると断るに断れない
山「ただいま〜」
1「お邪魔します」
ジュンコ「おかえり〜ってあれ?こんばんわ【1】君。で、何よこの傷は!!」

とりあえず簡単に事情を説明する【1】
納得したのかすぐに救急箱を持って手当てをはじめる
山「いてっ!いってぇっつーの!」
ジュンコ「そんな大した傷じゃないって」
と言いながらマキロンを大量噴射している・・・
【1】(見ているこっちが痛いぜ)

でも、以前と同じように接してくれているので一安心した【1】
ジュンコ「わざわざありがとう、晩御飯でも食べていって」
という言葉に甘えることにする
そして、山川とすこし遊んでから帰宅

帰ると妹はすぐに寝てしまった
アレの日なので体調もすぐれないから仕方ないだろう

【1】と住民はイマイコールで盛り上がる
(まぁ降臨はなかったのだが)

住人の1人がメッセの捨てアドを晒す
暇していることもあり【1】も捨てアドを取得しメッセへ
一気に過疎るスレ

たわいもない雑談だったが・・・
少し本音もこぼし始めた
もう完全にハッピーエンドを迎えた【1】
これ以上報告する必要は無いだろう、俺はペンを置くとのこと

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